借金返済 一本化

借金返済に困っている時って、
「一本化による返済」や
「おまとめローン」
による返済を考える人も多いはず。

わたしもそうでした。
というか、特定調停や任意整理
といった債務整理も広い意味で言えば
「借金の一本化」
と言えそうですね。

それはさておき、一本化による
借金返済を選んだ場合の
注意点について取り上げていきましょう。

借金返済を一本化する場合の注意点

借金を1本化しようと思ったときに
まず注意すべきは?

「詐欺」
です。

雑誌やネット、新聞(特にスポーツ新聞)
の広告には
「たまった借金を一本化!」
といった広告をよく見かけます。

しかも、やたらと金利が安い!

しかし、よく考えてみて下さい。

おまとめローンのサービスを
展開している大手企業に比べて
知名度も規模も小さい中小企業が、
大手よりも安い金利で
展開できると思いますか?

当然、高くなると考えるのが自然です。

つまり、
「知らない企業なのにやたらと金利が安い」
というのは不自然=怪しい=詐欺?

と考えなければいけません。

安易に手を出して、実はヤミ金だった
ということになると大変ですから、
まずは詐欺に遭わないように注意しましょう。

具体的な例としては、
「借金を一本化するためには個人の信用情報を
整備する必要があるため、
初期費用として10万円必要です」
とか、
「融資が決まりました。
つきましては、保証金を5万円
事前に振り込んで下さい。」

といったように話してくる業者は
まず悪徳業者ととらえて良いでしょう。

次に注意すべき問題、それが
「担保」や「連帯保証人」
です。

例えば、家などの不動産を担保としたり、
連帯保証人を要求されたりというケースです。

これらは、決して悪徳というわけではないですし
合法的なものです。

一本化した後に債務整理をしようとした場合に、
担保とされている不動産を
売却する羽目になったり
連帯保証人や保証人に
迷惑をかけてしまうことにもなります。

さらに、借金返済を一本化することで
借金が減ったような錯覚に陥る
というのも見逃せません。

決して借金総額が減ったわけではないので、
この点にも注意が必要といえるでしょう。

安易な一本化に逃げる前に、
債務整理をした場合、
借金はどのくらい減るのか?

↑毎月の返済額だけでなく、
利息がなくなったことにより、
総額でどのくらい減るのか?

ということも相談してみましょう。

借金返済の無料相談

そういう質問に対してきちんと
答えてくれる法律事務所が合格です(笑)