
2008年4月の話。
Yahooニュースを見ていたら、
消費者金融の大手各社の
貸出金利の加減を10%未満の
一桁へしたことを
取り上げていました。
フジサンケイビジネスアイ
からの記事だったのですが、
せっかくの機会なので引用します。
(記事も期限が決まっていて読めなくなってしまう
かもしれないので)
引用 ここから
大手消費者金融アコムが
貸出金利の下限を業界で最も低い水準の
7.7%に引き下げたことが15日、分かった。
これにより、大手消費者金融4社の下限金利は
そろって10%未満になった。
2006年末の貸金業法の改正に伴い
各社はすでに上限金利を
18%以下に引き下げていたが、
下限金利についても引き下げ、
貸し倒れリスクの低い優良顧客の囲い込みを狙う。
アコムは昨年6月に下限金利を13.14%から
12%に引き下げていたが、
さらに今年3月末に7.7%に下げた。
対象は新規契約者で審査を経た上で融資する。
「低金利にすることで新規の顧客を増やす」
(アコム)のが狙いだ。
すでに、プロミスは昨年12月に、
下限金利を13.5%から
7.9%へと一気に引き下げている。
武富士も2006年11月から、
既存の優良顧客を対象に
審査した上で金利を9.125%にした。
今年4月には新規顧客向けにも
下限金利を9.125%に抑えた
新しいローン商品を発売している。
利用目的を絞って下限金利を
引き下げたのはアイフル。
通常のローンとは異なり、
教育費や入院費用などに
使途を限定した上で昨年12月に
下限金利を9.8%に引き下げた。
貸金業法の改正で2009年末にも上限金利が
現在の29.2%から20%に
引き下げられることが決まっている。
各社は法律の施行を前倒しして
昨年夏以降、上限金利を引き下げた。
ただ、貸出金利の引き下げで、
各社は審査基準を厳格化している。
新規の融資申込者に対し実際に融資を受けた人の割合は
「法改正前の6~7割から、約3割に落ち込んだ」
(大手消費者金融)。
このため、貸出残高が伸び悩み、
各社の収益を圧迫する要因にもなっている。
また、現時点では、
下限金利で貸し出せる顧客は
「それほど多くない」(プロミス)
のが現状だ。
優良顧客の獲得を狙って、
さらに下限金利の引き下げ競争が激化すれば、
各社の収益環境が一段と悪化する懸念もある。
これまで大手消費者金融各社は、
利息制限法の上限(年15~20%)
を超えるグレーゾーン金利による
融資が主体だった。
しかし、上限金利の引き下げや、
年収の3分の1を超える融資ができなくなる
「総量規制」の導入などで
市場規模の縮小は避けられない。
各社は規制強化に対応した
営業戦略の転換を迫られている。
引用ここまで
記事URLはコチラ。
※2019年4月時点、URLはありません。
ここまでくると、銀行系など、
他の消費者金融会社や
キャッシングサービスと
変わらなくなってきましたね。
ただし、下限金利が引き下げられたからといっても、
今の利用者にとってメリットがあるわけでは
ありませんし、下限金利で借りられる人はほんの
一握りというのが現実でしょう。
既存の消費者金融利用者にとって
メリットがないのであれば、
さっさと返済して完済し、
消費者金融からの借金と
縁を切るというのが
良いということですね。
【2019年4月追記】
消費者金融の金利って、2008年頃を境に
下がったんですね~。
もうお世話になることはないだろうから
金利が下がろうが上がろうが関係は
ないのですが、そうなのね~
という感じです(笑)
↑我関せずw